~トワルドジュイに魅せられて~
私の人生に大きな影響を及ぼしたその出逢いは
株式会社メゾンマリアンヌ
パリ、とある生地屋さんでのことでした。
モンマルトルのサクレクール寺院麓にあるREINE、まるで生地のデパートのようなお店で、
その中で出逢ったフランス伝統生地‘トワル.ド.ジュイ’という生地に魅了されてしまいました。
単に綺麗とか可憐、素敵といったありきたりの
表現では言い表せないような衝撃的な出会い、
それは美術館で素晴らしい絵画や彫刻の前で、
時の経つのを忘れて立ち尽くしてしまうほど
魅せられてしまいました。
図柄は、フランス王紀マリーアントワネット時代の
貴族の様子や田園風景、花、鳥、天使といった
その時代に話題となったものですが、
正に優れた芸術作品のように
私の心の中に何かしらの反応を
起こさせるものでした。
早速生地を購入して帰国、
その後もトワルジュイのことが脳裏に焼き付き
忘れる事はありませんでした。
数年後、その生地が廃盤になったことを知り、
居ても立っていられなかった私は
フランスへ飛び、生地メーカーを訪ね、
何とか復活させて欲しいと頼み込み、
その結果私のあまりの必死さに
願いを叶えてくれました。
そして、再び世に出ることになったこの生地を
使い、私はバックやインテリア小物を
創作することになり、
トワルドジュイの存在を多くの人に
知ってもらいたい!
という想いからでした。
トワルドジュイは、シンプルな2色使いながら、
マリーアントワネット時代のロココ調の絵画を
見ているような図柄が特徴です。
マリーアントワネットはもちろん、
かの皇帝ナポレオンが愛し多くの貴族達が
争って手に入れようとしたそのジュイ生地は、
時代背景に裏打ちされたもので、
時を超えた今でも当時のベルサイユを
はじめとする宮殿での暮らしや
ストーリーが垣間見え、
暮らしの中にエレガントさや上品さを
演出したい現在のマダムに愛されています。
一枚の生地との出逢いが私の人生を変え、
全てを捧げるようになりました。
一人でも多くの方に、ジュイの素晴らしさを
知っていただき、
日々の暮らしに新しい物語を
加えていただければ幸いでございます。
代表取締役 橋本早苗
